転職ブログ:こんな仕事ありました

資格・求人情報の提供のほか、私が経験してきた仕事の話や失敗談も書いています。転職活動やスキルアップに役立ててください。
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これまでに私の受けてきた面接回数は、自慢にもならないけれど、人より多いほうだと思います。そんな私が一度だけ、面接する(されるじゃなくて)側になったことがあったんです。

あれはまだ20代のころ、正社員として設計職に就いていた会社でのことでした。
その支店の営業担当は支店長を含めて3人だけ。忙しすぎて、営業社員を増やすこととなりました。
設計はといいますと私ひとりだけでした。入社3年目で仕事は0.8人前くらいになってはいましたが、忙しすぎて図面をひとりでは描ききれないということがしばしばあり、本社の設計に手伝ってもらっていました。
そこで、「設計もひとり入れようか」と支店長が言ったものだから、私は(しめた!)と思って賛成しました。仲間がほしかったんです。

その後、求人誌に広告を出してから、私はどんなにたくさんの人たちが応募してくるだろうかと楽しみにしていました。私がこの会社に応募したときは20数名の応募者があったそうです。入社後に支店長にそう教わりました。

ところが、書類選考に送られてきた履歴書はほんの数通だけでした。
なぜ?
給料はまあまあ、ボーナスあり、土日休み、社会保険完備、交通費全支給、の正社員ですよ。しかも当時は不況でしたから応募が殺到するはずだったのに……。どんな求人広告を出したんでしょうね。
面接することに決まったのは2名だけでした。
そこで支店長から、私も面接に立ち会うように言われたわけです。

ひとり目は、たしか30歳くらいの男性でした。いささか細身の、神経質そうな人でした。
打ち合わせ室のテーブルを挟み、支店長は応募者と向かい合って座りました。私は支店長の隣でした。

支店長が履歴書を眺めながら質問をしました。
すると、応募者の男性は、しきりに鼻をさわりだしましたよ。彼は答えながら、何度も何度も鼻をこすりました。

かゆいのか?……まさかね。

支店長が、次の質問をしました。
そしたら応募者は、今度は耳をかきはじめました。
もう止まらないんですね。鼻も、耳も、こすりすぎて真っ赤になっていました。

彼の癖だったのかもしれません。緊張したときに思わず出てしまう癖ってありますから。でも、よしたほうがいいですよ。

支店長が、また新たな質問をしました。
そのあと、どうなったと思います?
応募者は、なぜだか太ももを激しくさすりだしました。

これには私もびっくりしました。
かゆいのか、癖なのか――どっちにしてもダメだよそれじゃ。

そしてその応募者は面接後、こちらが不採用の通知をする前に、電話で辞退を申し出てきました。


あなたには、緊張するとついやってしまう癖はありませんか。もしあるのでしたら、面接中は癖が出ないように意識しましょう。さもなければ、どんなに能力があろうが意欲があろうが、全部ぶっ飛んでしまいますからね。

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