翌日、所長が現場事務所に来ました。
それで、先輩(このときは現場にいました)と私が呼び出されました。
プレハブの一階に入りました。そこは食堂みたいに、テーブルとイスがたくさん置いてありました。打合せとか食事するときに使うようでした。
私たち三人は、入口に近いテーブルを囲みました。
そこで仕事の再確認みたいなことをしました。
所長が入院のことなどを先輩に問いました。
先輩は、手術が必要で、検査もあるから、病院から出してもらえないと説明しました。
「そんなの関係ないよなあ」と所長が私に言いました。
私は心の中で(そうだ! そうだ!)と思いつつ、「はあ」と、ひかえめに返事しました。
「それでどうするの、これから」と所長が先輩に訊きました。
先輩は、「きちんと教えますから。手伝ってもらってほんとに助かってますよ」と、しらじらしく私をヨイショしました。
でも、再度約束したのですから、大丈夫でしょう。
そんなふうにして、三社面談は終わりました。
それから先輩は、(前より)仕事を教えてくれるようになりました。
でも、この先輩、なんか合わなかったんですよ。
どう合わないかと言いますと――
私が正午になってもCADで図面を描いていたら、突如ディスプレイに四角い枠が出現したんです。
びっくりして見てみると、メッセージでした。
私は利用したことないけど、パソコンにはそういう機能もあるんですよね。あるパソコンからほかのパソコンにメッセージを送ることができるわけです。
画面の中央に現れたメッセージは、
「昼だよ」
たったそれだけでした。
人が図面を描いてるときにじゃまくさい! 誰だ! と横を見れば先輩がいました。
先輩とは机が隣同士でした。
メッセージの犯人は先輩でした。でも、口を使っては何も言いません。
これって、不気味じゃありませんか?
隣にいるんですよ。
ちょっと横向いて「昼だよ」って言えばいいじゃないですか。
なんでパソコンを使ったのか意味がわかりません。
その人はネクラではないし、変人ではないようだし、普通の人でした。
でも気持ち悪いので、私は先輩を無視しました。
そこでやっと彼は、口で「昼だよ」と言ったのです。
最初からそれでよかったのでは?
ほんと不気味でした。
そして、合わない……と感じたのです。
それで、先輩(このときは現場にいました)と私が呼び出されました。
プレハブの一階に入りました。そこは食堂みたいに、テーブルとイスがたくさん置いてありました。打合せとか食事するときに使うようでした。
私たち三人は、入口に近いテーブルを囲みました。
そこで仕事の再確認みたいなことをしました。
所長が入院のことなどを先輩に問いました。
先輩は、手術が必要で、検査もあるから、病院から出してもらえないと説明しました。
「そんなの関係ないよなあ」と所長が私に言いました。
私は心の中で(そうだ! そうだ!)と思いつつ、「はあ」と、ひかえめに返事しました。
「それでどうするの、これから」と所長が先輩に訊きました。
先輩は、「きちんと教えますから。手伝ってもらってほんとに助かってますよ」と、しらじらしく私をヨイショしました。
でも、再度約束したのですから、大丈夫でしょう。
そんなふうにして、三社面談は終わりました。
それから先輩は、(前より)仕事を教えてくれるようになりました。
でも、この先輩、なんか合わなかったんですよ。
どう合わないかと言いますと――
私が正午になってもCADで図面を描いていたら、突如ディスプレイに四角い枠が出現したんです。
びっくりして見てみると、メッセージでした。
私は利用したことないけど、パソコンにはそういう機能もあるんですよね。あるパソコンからほかのパソコンにメッセージを送ることができるわけです。
画面の中央に現れたメッセージは、
「昼だよ」
たったそれだけでした。
人が図面を描いてるときにじゃまくさい! 誰だ! と横を見れば先輩がいました。
先輩とは机が隣同士でした。
メッセージの犯人は先輩でした。でも、口を使っては何も言いません。
これって、不気味じゃありませんか?
隣にいるんですよ。
ちょっと横向いて「昼だよ」って言えばいいじゃないですか。
なんでパソコンを使ったのか意味がわかりません。
その人はネクラではないし、変人ではないようだし、普通の人でした。
でも気持ち悪いので、私は先輩を無視しました。
そこでやっと彼は、口で「昼だよ」と言ったのです。
最初からそれでよかったのでは?
ほんと不気味でした。
そして、合わない……と感じたのです。
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